満喫「おためし暮らし」 住んで生活イメージ 子の夏休み利用

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「おためし暮らし」を満喫しているテイムさん一家。趣味のロードバイクであちこちをサイクリングしている=2022年8月18日午後零時22分、兵庫県丹波篠山市西古佐で

兵庫県丹波篠山市の「丹波篠山暮らし案内所」が同市西古佐に新設した「おためし暮らし住宅(味間おためし住宅)」に、イギリス出身で同県尼崎市在住のテイム・ギャレスさん(54)一家が、今月1カ月間入居し、丹波篠山市での暮らしを満喫している。妻の由香さん(39)、小中学生の子ども3人の5人家族で、「移住には家族みんなの同意が必要で、実際に住んでみないと生活がイメージできない。子どもたちの夏休みを利用してみんなで来られてよかった」と由香さん。テイムさんは同県伊丹市の職場まで電車通勤し、「これなら通える」と丹波篠山への移住を本格的に検討し始めている。

テイムさんはアウトドア全般が好きで、ロードバイクが趣味。丹波篠山でも、住宅を拠点にあちこちをサイクリングしている。集落内にある丹波並木道中央公園で、家族でフリスビーなどを楽しんだり、近くの体育館を借りて家族でバドミントンや卓球をしたりとアクティブに過ごす。住宅にはテレビがないため、家では読書をしたりしているという。

「出身のイギリス郊外の街と雰囲気が似ている」とテイムさん。「自然、歴史、アートがあり、食べ物がおいしくて人々がフレンドリー」と丹波篠山を大いに気に入った様子。「いろいろなポテンシャル(可能性)を感じる街。駅に近い古民家を購入し、移住したら農業もやりたい」と夢を膨らませている。

同住宅を運営する同案内所の仙林寛実さんは、「地元自治会のみなさんが、野菜やジビエ肉を差し入れて下さるなど、温かい雰囲気で迎えてくれていてありがたい」と話していた。

同住宅は、同市福住地区の「福住わだ家」に次いで2軒目。1カ月単位で貸し出している。

同市への移住相談は多いが、おためし住宅が足りない状況といい、同案内所では「すぐに活用できる賃貸物件」を探している。

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