「ごみ袋半額」議会に再提案へ 市長の選挙公約 昨年否決も…「経済的負担を軽減」

2022.08.29
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兵庫県丹波市の林時彦市長は、県内で最も高い市指定燃やすごみ袋の料金(ごみ処理手数料)を来年4月1日から半額にする条例改正案を、9月1日開会の市議会に提案する。市長の選挙公約で、昨年12月議会で否決されたものと同内容。市は「市民の経済的負担を軽減し、住みよいまちづくりを進めるため、ごみ処理手数料の一部改定を提案する」を提案の趣旨としている。

1袋あたり、現行大袋80円、中袋60円、小袋40円をそれぞれ半額にする案。

林市長は丹波新聞社の取材に「先にごみ袋を安くし、市民に燃やすごみ減量への協力をお願いする。私の公約であり、市民から強く望む声を聞いている」とコメントした。

昨年12月議会では、「時期尚早」「減量が先」「市民負担は重くない」などと、反対13、賛成6で否決された。改選はなく、同じ市議が審議する。

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