すくってゲット~! 子ら「メダカの会」で理解深める 「速かった」「かわいい」

2022.08.09
地域

メダカすくいに挑戦する子ども=兵庫県丹波篠山市網掛で

兵庫県丹波篠山市の「味間地区まちづくり協議会メダカの会」が、四季の森生涯学習センター(同市網掛)で「メダカの会 観賞&納涼会」を開いた。昨年に続き2度目の催し。参加した子どもたちは、同地区に生息しているメダカをすくったり、じっくり観察したりして、関心や理解を深めていた。

メダカすくいでは、会員たちがこの日のために約200匹を用意。金魚すくいで使うポイを手にした子どもたちは、輪になって泳ぐメダカの素早い動きに苦戦しながらも、皿の中に入ると、「ゲット~!」と喜んでいた。

同地区に生息する黒メダカの水槽や鉢、メダカの生態を紹介するパネルなどを展示。卵が産み付けられたシュロや、生後1週間、1カ月の黒メダカも並べ、成長過程を知ってもらえるように工夫した。

小学1年生と4歳の姉妹は「メダカの動きは速かった。あまり触ったことがなかったけれど、かわいい」と笑顔だった。

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