一句ひねる 俳句の先生が出張 児童ら指折り作句

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俳句協会のメンバーからアドバイスをもらい、五七五を指折り数えながら作句に励む5年生=山南町和田で

芸術の秋到来―。兵庫県丹波市立和田小学校(189人)で、同市俳句協会による出張俳句教室が開かれた。講師として来校した同協会メンバー(8人)から、俳句のルールや魅力を教わった。授業の最後には児童一人ひとりが五七五の17音に乗せて句をひねり、発表した。作った句は、11月に開かれる「たんば青春俳句祭」に応募する。

5年生教室(36人)では、同協会の酒井礼子さんら4人が講師を務めた。

同市柏原町出身で江戸時代の俳人、田捨女(でんすてじょ)が6歳の時に詠んだ「雪の朝 二の字二の字の下駄の跡」や、同市青垣町出身の俳人、細見綾子さんの「つばめつばめ 泥が好きなるつばめかな」を紹介。「五感を働かせ、字で情景を写生する」「うれしいや悲しいなどの自分の気持ちを直接表さないことも俳句のこつ」などと伝えた。

児童らは授業の総仕上げに、季語を織り交ぜ、五七五を指折り数えながら作句に励んだ。

「花火の日 橋の上には人の川」「夏休み 宿題できず絶望だ」など、子どもらしい感性が光る作品が詠まれた。

酒井さんは「5年生にもなると、人とは違う言葉で自分の体験を表現しようとしている。その気持ちが伝わって来て良かった」と話していた。

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