今年も実現「異色コラボ」 黒枝豆×お化け屋敷 祭りで「町に刺激を」

2022.10.04
地域

お化けのポーズで来場を呼び掛ける上本さん(左)と細見さん=兵庫県丹波篠山市風深で

兵庫県丹波篠山市風深の黒枝豆専門農園「グリーンデイズファーム」の敷地内で7―16日、お化け屋敷やゲームなどのアトラクションが楽しめる「グリーンデイズファーム祭り」が開かれる。初開催した昨年に続き、黒枝豆とお化けの「異色コラボ」が実現。企画した同級生の2人は「デカンショ祭が中止になり、おだやかになっている町に刺激を」と張り切っている。

コロナ禍で各地の祭りが中止になる中、何か明るい話題を提供しようと、同農園オーナーの上本浩之さん(43)が企画。幼なじみで、西日本最大級の民謡の祭典「デカンショ祭」をはじめ、全国各地のイベントでお化け屋敷を出店している会社「スリーラブモンスター」の細見均さん(44)が協力した。

昨年、「思い付き」(上本さん)で初開催したにもかかわらず大きな反響を得た。

お化け屋敷の広さは120平方メートルほど。迷路のように入り組んだ全長約100㍍の通路を進む。

今年は「よりお祭り気分を味わってもらえるように」と、土・日曜、祝日限定で、デカンショ祭で出店していたたこ焼きや焼きそば、りんご飴の露店を出店。玉入れ、缶落としのゲームもある。上本さんがブランド化を目指す、糖度30度以上にこだわった黒枝豆「美人豆」も販売する。500㌘で1500円。

上本さんは「楽しさとおいしさの両方を味わって」と来場を呼び掛け、「これから地域に根付いたイベントになっていけば」と話している。

入場料は大人600円、高校生―小学生500円、幼児400円。平日は午後3―7時で、土・日曜、祝日は午前11時―午後7時。

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