満開? 柿の実鈴なりで「花のよう」 秋の名残の美しい景観 注意も…

2022.12.05
地域自然

たくさんの実をつけた柿の木。まるで花が咲いているかのよう=2022年12月5日午後1時24分、兵庫県丹波篠山市内で

紅葉シーズンも終わり、本格的な冬に突入しようとしている兵庫県丹波篠山市。市内各地にはよく熟れた柿が取り残され、秋の名残のような景色を作り出している。

日本人にとって身近な果物で、市内でも畑や家の庭など各地に植えられている柿。鈴なりに実をつけた木は、オレンジ色の花が満開になったかのようだ。

農村ならではの美しい景観にも思えるが、取り残された柿はサルなどを里に引き込み、獣害の要因にもなるため注意が必要。市内では都市住民と共に放置柿を収穫するイベントや、放置柿を活用したレシピの考案なども行われている。

 

鈴なり

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