無病息災で 住民らが伝統の「とんど焼き」 「大切な交流の場」

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とんどの炎の中にしめ飾りなどをくべる参拝者=兵庫県丹波市氷上町成松で

兵庫県丹波市氷上町成松の大護神社の境内で、とんど焼きの行事が行われた。近隣住民らは正月飾りやお札を手に参集。燃え盛る火の中にくべて、今年一年の無病息災などを祈った。

小雨が降るあいにくの天気だったが、住民が次々に訪れ、新年のあいさつを終えると、手にしたしめ飾りやお札などを炎の中に投入。燃えていく様子を眺めながら世間話に花を咲かせ、炎と煙の周囲には住民たちの笑顔の輪が広がっていた。

参拝者の中には、燃え尽きたわら灰を容器に入れて大切に持ち帰る人や、ミカンや餅を炎であぶる人がちらほら見られた。灰を敷地の四隅にまくと魔よけになり、とんどの炎であぶったミカンや餅を食べると、一年間、無病息災で過ごせるという言い伝えから行われているという。

氏子総代の代表、芦田美明さん(68)は、「コロナ禍の今、年中行事というだけでなく、地域の大切な交流の場にもなっている。コロナの行く先が不透明のままだが、今年も住民の皆さんが家内安全、無病息災でありますように」と願っていた。

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