食べるときれいに? 丹波大納言小豆で「丹ブラン」 生産者らと女子大共同開発

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丹波大納言小豆を使った新商品「丹ぶらん」と、同小豆をPRする冊子を作った武庫川女子大の学生と西道教授(左から2人目)、左端は菓子開発を担当した辻さん=兵庫県丹波市柏原町母坪で

兵庫県丹波市の丹波大納言小豆ブランド戦略会議(事務局・JA丹波ひかみ)と武庫川女子大学(同県西宮市)がコラボし、同小豆を使った新商品「丹ぶらん」を開発し、販売を始めた。また、同小豆に含まれる成分が美容に良いとPRする冊子を作成した。10―20歳代の学生からの視点で、女性、若年層をターゲットに、同小豆を売り込んでいく。

同大学経営学部の西道実教授が指導。商品化は、学生のアイデアを参考に、お菓子の夢工房「ときわどう」(丹波市氷上町常楽、同町本郷)の辻和久さん(39)が手掛けた。

「丹ぶらん」と命名したタルトは、3つの調理法で同小豆を使っている。粒あんはタルト地に混ぜ込み、こしあんは生クリームに混ぜてモンブランのように糸状に絞り、頂上部分に鹿の子をトッピング。丹波市産イチゴで飾った。税込み540円。「丹波大納言小豆ぜんざいフェア」最終日の2月18日まで同店で販売する。

販売中の新商品「丹ぶらん」

学生のアンケートで、こしあん派が7割と、若年層には圧倒的に人気であることが分かり、粒あんでない商品にした。発案者の一人、中谷菖香さん(21)=大阪市=は、「採用されてうれしい。プロの味はおいしい」と笑顔を弾けさせた。

また、冊子「TPA」(A4判4ページ)は5000部を作成。学生が企画、取材、編集まで手掛けた。表紙は小豆スイーツを食べる女子大生。「小豆スイーツでキレイになる!?」がキャッチコピー。ポリフェノール、食物繊維を多く含み、美容に良いことをプッシュする内容。市内の製菓店6店を、それぞれの店の同小豆を使った看板商品と共に掲載している。

編集に携わった鳴神希実さん(21)=大阪市=は、「学生は甘いものが大好き。罪悪感なくきれいになれるのが良い」と言い、「市内の菓子店の商品は、想像以上においしく、多くの人に食べてもらいたい。かわいいパンフを手に取って」と呼び掛けている。パンフは、同大学のほか、市内の菓子店などで配布する。

新たなファンを増やし、消費拡大につなげ、生産者の意欲向上につなげようという取り組み。

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