春の訪れ セツブンソウが開花 例年より10日ほど早く

2023.01.22
地域自然

早咲きの自生地で、例年より早く開花したセツブンソウ=2023年1月19日午前10時30分、兵庫県丹波市青垣町内で

里山に春の訪れを告げる山野草、セツブンソウが17日、兵庫県丹波市青垣町内の自生地で早くも開花した。例年2月3日の節分に間に合うように咲くが、今年は1週間―10日ほど早い。ここまでの記録的な暖冬が影響しているとみられ、太陽の日を浴び、透き通るような白いガクをいっぱいに広げている。

東側の山裾に位置し、日当たりが良く、例年、同町内の他の自生地より3週間ほど早く咲くが、今年はさらに早い。13、14日ごろからつぼみが膨らんでいた。花の大きさは2センチほど。シカが好まないキンポウゲ科の植物で、食害を免れている。

江古花園(同町東芦田)でもつぼみが膨らんでいる。

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