「無心で」 小学校で書き初め大会 のびのびと筆走らせる

2023.01.11
地域

集中した面持ちで筆を走らせる児童=2023年1月11日午前9時45分、兵庫県丹波篠山市小枕で

兵庫県丹波篠山市立城南小学校で11日、新春恒例の書き初め大会があった。全校児童159人が、集中した面持ちで、学年ごとに設定された課題文字を書き上げた。

新型コロナウイルス感染防止のため、体育館に集まるのはやめ、各教室で書き初めを行った。3―6年生は毛筆で、1、2年生はフェルトペンで、「何にでもチャレンジ」「明るい心」「強い決意」などの課題文字をしたためた。

3年生以上の教室では、緊張感が漂う中、「とめ」「はね」「はらい」というポイントに気を配りながら、のびのびと筆を走らせていた。

6年生の男子児童は「めっちゃ緊張した。余計なことを考えず、無心で書いた。いつも以上にきれいに書けた」と納得の表情。6年生の女子児童は「文字が右にずれないよう意識した。強弱もつけられて、思い通りに書けた」と話した。

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