セツブンソウ見ごろ 雪の下で寒さに耐え きょう「まつり」も

2023.02.26
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雪が解けた斜面から顔をのぞかせるセツブンソウ=兵庫県丹波市青垣町遠阪で

早春の山野草、セツブンソウの自生地が残っている兵庫県丹波市青垣地域で、セツブンソウが見頃を迎えている。今シーズンは何度も雪に見舞われ、雪の下で耐えながら、雪が解けた地表から透き通るような白くかれんな姿をのぞかせている。青垣町遠阪の自生地には23日、阪神地区から多くの見物客が訪れ、雪とセツブンソウをカメラに収めていた。

「遠阪せつぶん草まつり」は、26日午前10時ごろから青垣町遠阪地区内で。ミニ解説会を随時開くほか、ラーメン「足立の麺々」と、今出せせらぎ園のぜんざいの販売、甘酒の無料サービスがある。自生地公開は3月12日まで。

自生地に雪が残る同町森は、祭りを3月5日に変更。3月19日まで公開する。「江古花園」(同町東芦田)周辺の3カ所の自生地巡りは、2月28日まで。いずれも問い合わせは氷上PA観光案内所(0795・82・9123)。

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