踏切で立ち往生、どうすれば? 「非常ボタン押し、指令所に電話」 ボタンない時は発炎筒を

2023.02.26
地域

踏切のそばに設置されている非常ボタンと指令所に通じる電話番号が記載されたプレート=兵庫県丹波市氷上町石生で

丹波新聞社では住民のさまざまな疑問を調べて解決する「調べてくり探(たん)」を展開しています。今回は、兵庫県丹波市在住の男性からの依頼。「1月の大雪の際、踏切の中で立ち往生したトラックがあり、近くを通りかかった他のドライバーや住民が手助けして救出したと聞きました。その時は雪のために電車が運休していたので事なきを得ましたが、電車が動いている通常ならどうなっていたかとぞっとしました。非常時に人は慌ててしまいます。丹波地域も無人駅が多くなっており、駅に連絡しても駄目です。今回のような場面に出くわしたとき、どうすれば良いですか」ー。

JR近畿統括本部経営企画部の広報担当者によると、各踏切のそばには「非常ボタン」が設置されており、緊急時の電話番号も記載されている。非常ボタンを押すと、運転士に危険を知らせることができる。電話は24時間体制で、踏切を管理している福知山市にある指令所の「踏切故障受付」という部署につながる。自動音声ではなく、専門のスタッフが現地の状況を聞いた上で、どのような対応をすればよいか案内してくれる。

踏切に非常ボタンが設置されていない場合は、自動車に付いている発炎筒で列車に知らせる。

同広報担当者は、「踏切の中は非常に危険。非常時でも踏切の中には入らないで」と注意を呼び掛けている。また、JRのホームページ(westjr.co.jp)でも踏切での通行マナー、トラブル対処法について詳しく説明している。

まずは踏切での非常時には「速やかに非常ボタンを押し、指令所に連絡する」ことを覚えておきたい。

調査依頼を寄せた男性は、「丹波で痛ましい事故は絶対に起きてほしくない。目の前で非常時が起きたときはきっとうろたえる。私自身、非常ボタンがあることを確認しておきたいし、皆さんにも知ってもらいたい」と話していた。

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