「ケンミン」自販機好調で増設 主力の冷凍ビーフン 一日に100パック以上売れる日も

2023.05.10
地域観光

先月から2台体制で販売を始めたケンミン食品篠山工場前の冷凍ビーフン自動販売機=2023年4月26日午前10時24分、兵庫県丹波篠山市泉で

ケンミン食品株式会社(本社・兵庫県神戸市、高村祐輝代表取締役社長)は、同社篠山工場(同県丹波篠山市泉)前に設置している冷凍ビーフン自動販売機を1台増設し、2台体制にした。これまでに全国で6カ所1台ずつ設置したが、中でも篠山工場の売り上げは本社前と1、2を争う好調ぶり。同工場の岩本太郎副工場長は、「販売数や取り扱う商品の種類も倍増。今後もできる限り品ぞろえを充実させ、多くの皆さまにビーフンやはるさめを知ってもらえるよう努力したい」と話している。

篠山工場前自販機での取り扱い商品はいずれも2食入りで、工場直売となるため価格は他所よりも20%オフの400円とお買い得。レンジ調理で簡単に食べられる。主力の焼ビーフンをはじめ、▽8種野菜の焼きビーフン▽パッタイ(タイ風焼ビーフン)▽はるさめの炒め物▽9種具材のチャプチェ▽たらこと高菜のビーフン▽麻婆はるさめ―など9種類を用意している。

篠山工場は1978年に操業を開始。86年に冷凍調理焼ビーフンを製造・販売以来、冷凍食品の基幹工場として商品を作り続けている。

冷凍ビーフン自販機は、2021年9月の本社前を始めに、同年11月に篠山工場前に設置。愛知、福岡、静岡、神戸市北区と続いた。

同自販機は、設置から約1年半で累計約880万円を売り上げており、土・日曜日、祝日は観光客も加わって、一日に100パック以上売れる日もあるという。

5月中旬から、「何が出るか?お楽しみ!わけあり・お買い得パック」の販売を予定している。

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