テーマは「デカさ」 丹波焼若手作家らが作陶展 「エネルギー感じて」

2023.05.02
地域観光

「さて、どのように組み合わせようか」。大物オブジェの部品を手に、考えを巡らすグループ窯の市野代表=兵庫県丹波篠山市今田町上立杭で

日本六古窯の一つ「丹波焼」の里がある兵庫県丹波篠山市で作陶に励む20―30歳代の陶芸家でつくる「グループ窯」が3―7日、立杭陶の郷(同市今田町上立杭)で恒例の作陶展を開く。テーマは「巨―デカさに挑む」。オブジェや壺など、同展に向けて制作した大きな作品約10点を展示する。3―5日に同町立杭地区で開催される「春ものがたり」のイベントの一環。メンバーらは、「作品から若手の勢いやエネルギーを感じ取ってもらえたら」と来場を呼びかけている。

メンバーは、代表の市野秀作さん(省三窯)、市野健太さん(雅峰窯)、市野翔太さん(陶幸窯)、市野貴信さん(信水窯)、大上裕樹さん(昇陽窯)、清水辰弥さん(炎丹久窯)。

市野代表はオブジェを出展予定。化粧土で黒く仕上げた高さ28センチ、直径18センチの六角柱のやきものを36本組み合わせて展示する計画だ。「作品の詳細は内緒」という市野代表。「なぜか、この作陶展だけは、メンバー同士であっても、どんな作品を出展するのかを秘密にするのが習わし。作品搬入時に初めて内容が明らかになるので、その日まで互いにドキドキです」と笑う。

フェイスブックやインスタグラム(「グループ窯」で検索)で、メンバーが当番制で出展作品を随時公開し、作陶展をPRしている。

開場は午前10時―午後5時。3―5日は入園無料。

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