一目二鳥 水張った田にサギ飛来 初夏の農村に水鏡

2023.05.18
ニュース

水鏡のようになった水田に降り立ち、ゆったりと餌を求めて歩き回るサギ。目元が婚姻色になっている=2023年5月18日午前7時57分、兵庫県丹波篠山市内で

初夏に入り、田植えが本格化している兵庫県丹波篠山市内。水が張られ、水鏡のようになった田には、新緑や青空、さまざまな生き物たちが映り込む。

カエルや虫など生き物の宝庫でもあり、鳥たちも貴重な営業源を狙って飛来。農業が豊かな生態系の維持に一役買っていることがうかがえる。

大型の野鳥・サギが天地さかさまになった姿は、一枚の絵画のような美しさ。繁殖期を迎え、目元がコバルトブルーの「婚姻色」になっていることも含めて、この季節ならではの光景だ。

17日の市内は真夏日となり、18日も30度近くまで気温が上昇する。足を水に浸し、のんびりと歩くサギに「涼」を感じさせてもらった。

 

餌をパクリ

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

関連記事