兵庫県丹波市の青垣いきものふれあいの里で「つる植物作品展」が開かれている。2団体と3人が、フジなどで編んだ籠やリース、ランプシェードなど40点を展示している。3月23日まで。入場無料。
同施設友の会の「花かごサークル」は、オーソドックスなフジの花籠を、「彩ing」は、アオツヅラフジのリースに10年前のドライフラワーのバラなどを飾ったリースなどを出展している。
ツヅラフジを帯状に編んだきめの細かい花籠や、つる植物を骨格に、不織布、造花や木彫オーナメントなどで飾り付けたランプシェードなども並んでいる。
また、巳年にちなみ、とぐろを巻いたような直径10センチほどの太いクズの塊も置いている。
同施設によると、愛好家の高齢化で材料のつる植物の採取が難しくなったり、取りやすい場所に生えていた植物が絶えて、欲しい材料が手に入りづらくなったりと、制作環境が厳しくなりつつあるという。