モヒカン風です 雪と冬鳥「カシラダカ」 春目前で見納め?「またね」

2025.02.25
注目

雪の積もった桜の木に舞い降りたカシラダカ。若干、モヒカン風=2025年2月25日午前8時22分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市で、雪が積もった桜の木に舞い降りたのは冬鳥の「カシラダカ」。「頭高(かしらだか)」の名の通り、若干、モヒカン風の頭頂部がかわいらしい。

全長約15センチほどで、スズメ目ホオジロ科。枝にとまっている時や興奮した時に頭頂部の冠羽を立てる。暖かな春になると繁殖地のユーラシア大陸へと向かう。この小さな体で海を渡るのだから、驚きと共に応援せずにはいられない。

市内は26日以降、最高気温が10度を超えるようになり、週末には17度にも達するとされている。

春は目の前。雪と冬鳥の共演は見納めかもしれず、カシラダカとの別れも近い。「またね」―。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

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