兵庫県丹波市青垣町森のセツブンソウ自生地で「せつぶん草祭り」(森自然環境保全友の会)があり、約300人の見物客でにぎわった。積雪の影響で1週間延期。2月の低温で花の数が例年より少なく、ピークはこれから。自生地公開を16日まで延長する。
小雨の中、朝から見物客が訪れ、雨に濡れるかれんな白い花をスマートフォンやカメラで撮影していた。
駐車場から自生地へ向かう家々の軒先で、住民がぜんざいや弁当などを販売し、見物客をもてなした。和歌山市から夫婦で訪れた山野草好きの女性(72)は、「200点満点。かわいい」と喜び、「2時間半ぐらいで来れた。来年も来たい」と話していた。