華やかに「ひなまつり」 各所でひな人形展示 各種体験も

2025.03.08
丹波篠山市地域地域注目観光

展示が始まった鳳凰会館のひな飾り=兵庫県丹波篠山市河原町で

兵庫県丹波篠山市内の各所でひな人形などを展示するひなまつりが始まり、春らしい華やかな雰囲気が広がっている。「篠山城下町会場」では9日にワークショップが開かれる。

「城下町会場」(篠山城下ひなまつり実行委員会主催)は20日まで河原町通りや西町をメインに、店舗や民家など約30カ所にひな人形を展示している。

陶々菴(西町)では9日午前10時―午後3時、抹茶と和菓子「引千切」のセット(500円)を提供。鳳凰会館(河原町)では甘酒と和菓子の振る舞い(有料)があり、「ひなフレーム作り」(所要1時間、500円)も体験できる。陶々菴の入館は土、日曜と祝日のみで、平日は2日前までに電話(090・7884・6651)予約が必要。

市民センター(黒岡)では15―17日午前10時―午後3時、「おひなさんと盆栽展」を開く。武家屋敷安間家史料館(西新町、入館料200円)では4月8日まで篠山藩ゆかりのひな人形などを展示している。「おまっちゃ体験」(700円)は2日前までに電話(ウイズささやま079・552・6933)で予約が必要。

「日置会場」(日置地区まちづくり協議会主催)は16―23日、中立舎(中兵庫信用金庫城東支店前)と黒豆スイーツ&カフェ「ささらい」(日置397)でひな人形を展示する。中立舎では午前10時―午後3時、丹波市氷上町発祥の土人形「稲畑人形」も展示。昨年の40体より多く集まった。

「福住会場」(福住地区まちづくり協議会主催)は8、9の両日午前10時―午後3時、さんば家ひぐち(福住370)でひな人形やつるしびな、稲畑人形などを展示する。

「市野々会場」(市野々かかしの里づくりプロジェクト主催)は一足早く2月から展示を始めた。4月3日までの午前10時―午後4時、「市野々かかしの里バス停ミュージアム」で、ひな飾り、住民によるかかしや手作り作品を飾っている。

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