「おめかし」 繁殖期の「ダイサギ」美しく 婚姻色に〝ドレス〟で凛と

2025.05.23
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繁殖期を迎え、目の周りが青緑色に変化し、ドレスのような飾り羽が出現しているダイサギ=2025年5月22日午前9時29分、兵庫県丹波篠山市内で

新緑萌える兵庫県丹波篠山市内に、白い鳥の姿。「ダイサギ」だ。年中いる鳥だが、よく見るとこの時期ならではの〝おめかし〟バージョンになっている。

全長約90センチでシラサギの中では最大。冬の目の周りは黄色だが、繁殖期のこの時期は、鮮やかな青緑色の「婚姻色」になるほか、ドレスのような飾り羽が出現する。

雌雄同色のため見分けはつかないが、まるで化粧を施し、純白のドレスをまとったような姿は、凛とした美しさを感じさせる。

苗を踏んだり、大規模なコロニーを形成したりと、時に人にとって迷惑な存在に思われることもあるダイサギ。そのことは理解しつつも、素直に「おきれいですね」と誉め言葉が口をついて出た。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

 

 

 

この時期のダイサギは婚姻色になり、おめかしバージョンになっている=2025年5月22日午前9時30分、兵庫県丹波篠山市内で

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