きょう5月11日は「母の日」。お母さんの日ごろの苦労をねぎらい、感謝の気持ちを表す日だ。
兵庫県丹波篠山市小枕にあり、農業と福祉を組み合わせた「農福連携」に取り組む障がい者就労継続支援B型事業所「たすきファーム」では、利用者らが母の日の「フラワーボックス」を制作。上級園芸療法士の指導で、カーネーションやガーベラなど、色とりどりの花を敷き詰めた〝花の玉手箱〟を作り上げ、予約のあった地域住民らに販売した。
利用者らは、「きれい」「かわいい」などと、花に癒やされながら作業。「感謝の思いが伝わりますように」と願いを込めた。
受け取った小学5年生の女の子は、「お母さんに『ありがとう』の気持ちが届いたらうれしい」と満面の笑みを浮かべていた。