下水道標語で大臣賞 ”名人”村岡さん2度目 「水が生き 暮らしも活きる 下水道」

2025.05.19
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下水道標語で国土交通大臣表彰を受けた村岡さん

標語作り名人の村岡孝司さん(82)=兵庫県丹波市柏原町=が、「下水道いろいろコンクール」(日本下水道協会、日本水道新聞社主催)」の標語部門で、特選の国土交通大臣賞を受賞した。2011年以来2度目の同コンクール特選。27歳で標語を作り始めて55年。「入賞1000回」の目標まで10回を切り、カウントダウンに入っている。

「水が生き 暮らしも活きる 下水道」。汚れた水がきれいな水に生まれ変わるとともに、その新鮮な水を使用することで豊かで生き生きとした生活が送れることの喜びを表現した。

応募総数は2595点。児童、生徒の応募が多く、特選、入選7点のうち5点を児童が占めた。特選は同大臣賞と日本水道新聞社社長賞。大臣賞は児童、生徒が受賞することが多く、前回の村岡さんの特選「結びあう 人・水・自然 下水道」も「社長賞」だった。

村岡さんは、「子ども特有の、大人は考えつかないフレーズに苦戦する」と言い、「『生』と『活』の使い方を評価してもらえたんだろう」と喜んでいる。

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