旅の途中 旅鳥「タカブシギ」飛来 水田をちょこちょこ

2025.05.07
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北方への旅の途中で飛来した旅鳥「タカブシギ」。水田の中をちょこちょこ=2025年5月7日午後3時31分、兵庫県丹波篠山市内で

兵庫県丹波篠山市では田植えが進み、若々しい苗が初夏の風に揺れる。そんな中をちょこちょこと歩き回る鳥の姿。旅鳥の「タカブシギ」だ。

全長約20センチ。頭から翼にかけては斑点入りの黒褐色で、腹や尾などは白。ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬はアフリカやインド、東南アジアなどで越冬する。日本には春と秋の渡りの季節にやってくる「旅鳥」だ。

北方へ向かう旅の途中で飛来したタカブシギ。丹波篠山には日本を通過する中で「立ち寄った」程度なので、別れはすぐになる。

黒豆などが特産の丹波篠山は、関西ではそれなりに知られた観光地。旅の無事を祈りつつ、「良いところなので、ぜひまたいらしてくださいね」とつぶやいた。

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

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