188室「ルートイン」起工式 大浴場やレストランも 「出張など宿泊需要」

2025.05.24
丹波市地域地域観光

起工式会場に掲示された完成予想図

ビジネスホテル「(仮称)ルートイン丹波」の新築工事の起工式が、兵庫県丹波市氷上町市辺の県道青垣柏原線沿いの進出地であった。ルートインジャパンの永山泰樹社長や工事関係者ら約20人が神事に臨み、工事の無事を祈念した。

建設するホテルは188室、378人収容。駐車場108台。鉄筋コンクリート造の地上6階建てで、建築面積1052平方メートル、延べ床面積約5127平方メートル。工期は来年4月20日。

1階が受付、大浴場、レストランなど。2階からが客室。レストランは宿泊客に朝食を提供する。夜営業は検討中。夜営業する場合は、宿泊客以外の外来利用ができるようにする。

同社は、「(近隣の)氷上工業団地、柏原工業団地に出張するエンジニアらの宿泊需要が見込める。(丹波市が会場になる)全国高校女子硬式野球選手権大会時の宿泊先にも使ってもらいたい。現在は三田市や福知山市に宿泊している人たちに泊まってもらい、丹波市にお金を落としてもらいたい」と進出の狙いを語った。

また、進出地の立地について「氷上インターに近い。本郷口交差点より南は県道が渋滞する。北は空いていて、交通の便が良い」と述べた。

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