ぎゅうぎゅうで「ピピピピピ」 ツバメのヒナが大合唱 親は子育て大忙し

2025.06.27
注目

大口を開けて親鳥からごはんを受け取るヒナたち。「ピピピピピピ!」=2025年6月27日午前10時21分、兵庫県丹波市内で

兵庫県丹波地域のあちこちでツバメが子育てに励んでいる。梅雨明けが宣言された27日も、ヒナたちは親鳥が餌を運んでくるたびに「ピピピピピピ」と大合唱。夏にふさわしい元気いっぱいの風物詩だ。

同県丹波市の民家では、家の軒先に営巣。5羽のヒナがぎゅうぎゅうに身を寄せあい、「ジッ」と親の帰りを待つ。親が戻ってくると騒がしい鳴き声を上げながら、「あーん」。親ごと食べてしまいそうなほどの大きな口を開けて〝ごはん〟を受け取る。

【動画】鳥部員がツバメについて話しています

親は2、3分おきに出入りを繰り返すなど、ひっきりなしにえさ場と巣を往復しており、子育てに大忙しだ。そんな姿を民家の人が見守り、「かわいいなぁ」と顔をほころばせる。

ちょっと騒がしくて、とても愛らしいツバメたち。梅雨が明け、これから暑い、暑い夏本番を迎えるが、どうか元気に巣立ってほしい。

巣の中でぎゅうぎゅうに身を寄せあい、「ジッ」と親鳥の帰りを待つヒナたち=2025年6月27日午前10時3分、兵庫県丹波市内で

【丹波新聞鳥部】(※コメント欄より、弊社の活動を命名していただきました)

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