”築100年以上”一棟貸し宿に 古民家を改修「Oito」 丹波焼や民芸品の食器そろえる

2025.06.03
丹波篠山市地域地域歴史注目観光

築100年以上の古民家を改修した「Oito別邸」=兵庫県丹波篠山市河原町で

兵庫県丹波篠山市の河原町妻入商家群で民芸品や作家ものの食器類を取り入れた宿と喫茶「Oito(オイト)」を経営するPUYOL(プジョル)合同会社(山角裕介代表)は、同地区の別の場所に一棟貸し切りの宿「Oito別邸」をオープンした。

広々としたダイニングキッチンが特長

築100年以上という2階建て中庭付きの古民家を改修した。1階のフロントがある玄関土間は、ギャラリー喫茶の開設を視野に、大谷石が敷き詰められた広々とした空間。約85平方メートルもあるダイニングキッチンには、丹波焼や民芸品の食器類を備えている。商家群の景色が見える2階には、ツインベッドがあり、3人分の布団が敷ける畳敷きの寝室、浴室、トイレを備える。

最大5人が泊まれる寝室

定員5人。宿泊料は素泊まり1泊4万3000円(大人4人利用の場合。人数、期間により異なる)から。住所は河原町91―1。予約はホームページから。

河原町186にある本館には、1階の喫茶の上階にある客室(定員2人)と、隣接する2階建ての一棟貸し(同4人)があり、呉服町にも一棟貸しの「別館Taos(タオス)」(同6人)がある。

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