兵庫県丹波篠山市小枕にあり、農業と福祉を組み合わせた「農福連携」に取り組む障がい者就労継続支援B型事業所「たすきファーム」の畑で、変わった形のナスとミニトマトが収穫された。
共にニョキっと突き出た「鼻」のような部分。生育の過程で傷がつき、こぶのように変形したか、最初は2つだったものが一つに取り込まれたことで起きる現象という。
夏野菜の販売へ、収穫作業中の発見。一つでも面白いのにWでの収穫で、利用者らは、「面白い形や」と大いに盛り上がった。
代表を務める橋元工さん(56)は、「野菜からの戒めかもしれない。天狗にならず、謙虚に生きろと」と遠い目で話していた。