兵庫県丹波篠山市北新町にある田園交響ホールで11月3日午後4時から、「ミスター・ジャズ・カルテットin丹波篠山」(実行委員会主催)が開かれる。ジャズの第一線で活躍する4人のプロ奏者が、ジャズの定番から懐メロ、さらには「デカンショ節」のジャズバージョンなど、さまざまな楽曲を披露する。メンバーらは、「田園交響ホールの優れた音響空間でジャズの魅力を味わってほしい」と来場を呼びかけている。
ドラムの中沢剛さん、ピアノの遠藤征志さん、ビブラフォンの宅間善之さん、ベースの嶌田憲二さんの4人で編成。東京、横浜を中心に全国各地の公演に出演している。
今公演では、「シング・シング・シング」「上を向いて歩こう」のほか、「阿波おどり」「花のワルツ」などを演奏予定。また、民謡アーティストのSeimaさんをゲストに招き、デカンショ節のジャズバージョンも披露する。
ベースの嶌田さんは2022年、福住地区に移住。滋賀県出身で、アメリカのバークリー音楽院を卒業し、シンガーソングライターの加藤登紀子さんと共演したこともある。東京を中心に活動してきたが、コロナ禍を機に地方に目を向ける中、たまたま訪れた丹波篠山を気に入って移り住んだ。
移住から2年半が過ぎ、「丹波篠山を中心に音楽活動をしていく上で、こんな人がいるということを知ってもらいたい」と企画。「音楽を通じて地域の方と新しいつながりができることを願っている」と話している。
チケットは前売り4000円、当日4500円。高校生以下は先着200人まで無料(要予約)。


























