
丹波栗のB級品や皮を混ぜた餌を食べて育った豚肉が入った「丹波栗きん豚まん」=春日町小多利で
ブランド豚肉広めたい
ユニークな名前の中華まん「丹波栗きん豚(くりきんとん)まん」。丹波地域の特産品「丹波栗」のB級品や皮を混ぜた餌を食べて育った“グルメ”なブランド豚「丹波栗きん豚」の肉を具材に使用している。
ドングリを食べて育つスペインの高級豚「イベリコ豚」にヒントを得て、丹波市内の飼料会社、近藤榮一商店が開発した豚。うまみ成分が多く、甘みがあって臭みが少ないのが特長という。
肉販売の仕事で丹波栗きん豚に出合い、おいしさに感動した吉見順子さん(51)が、「加工品にして広めたい」と夫の憲明さん(57)に相談。憲明さんが脱サラして自宅横に加工場を作り、2016年に夫婦で豚まん専門店をオープンした。
肉のうま味を引き立てるよう、味付けはシンプルに。玉ネギ、春雨入りで、9年間変わらぬ味付けだ。手で1つずつ包んでおり、“味のある形”も魅力になっている。
交流サイト(SNS)などを見て遠方から来店する人も増え、「丹波に来てもらえる1つのきっかけになれば」という当初の思いが実を結びつつある。
1個270円。冷凍あり。
栗きん豚吉吉(よしよし)
丹波市春日町小多利71-2
tel.090・4649・1094
ホームページ
返礼品登録など問い合わせ
Tel.0795・72・0112
たんば商業協同組合



























