芋銭と泊雲

 「仙人のよう」と言われた画家がいた。河童をよく描き、“河童の芋銭(うせん)”との異名をとった小川芋銭である。 […]

連載小説

 連載小説は日刊紙の魅力の一つだ。最近は毎日新聞の高村薫「我らが少女A」と石田衣良「炎のなかへ」を欠かさず読ん […]

檜皮葺

 「宮大工にとりますと、木ゆうたら檜(ひのき)ですがな。檜という木があったから、法隆寺が千三百年たった今も残っ […]

安部政権

 頻発する地震に週末ごとの大型台風。その恐怖にさらされながら、史上最長へと踏み出した安倍政権の政策課題を聞くと […]

黒枝豆

 30年前、丹南町でホロンピア88の「食と緑の博覧会」が開催された折、博覧会のPRに「丹波おいしい旅」という冊 […]

ガラシャの香

 京丹後市の金剛童子山(613㍍)へ。かなり奥に入った登山口、味土野(みどの)という集落に明智光秀の娘、細川ガ […]

彼岸花

 「土葬墓のあはひを埋めて死人花(しびとばな)血しぶく秋(とき)を里は祭りす」(富小路禎子)。鮮血色をした「死 […]

万引き家族

 カンヌ映画祭で大賞を取った「万引き家族」(是枝裕和監督)を、まだ上映している福知山の映画館で観た。文句なく傑 […]

案山子

 「山田の中の一本足の案山子」で始まる「案山子」という文部省唱歌がある。歩くことができず、朝から晩まで立ったま […]

嫌老社会

 老人はなぜ尊敬されるのか。福沢諭吉は『福翁百話』の中で言い切っている。「次第に死んで世の中に数が多くないため […]

丹波新聞