篠山市立中央図書館で恐竜展

2007.08.06
丹波の恐竜

 篠山市立中央図書館 (西吹、 079・590・1301) の開館5周年記念事業の恐竜展 「としょかんに恐竜がやってくる!」 が1日始まった。 30日まで。 丹波市山南町で見つかった草食恐竜 「ティタノサウルス類」 の化石の発掘の様子や、 発掘された篠山層群を解説したパネルなどが並ぶ。
 昨年8月の化石発見や、 同9月の試掘、 今年1月から3月の1次発掘、 1次発掘終了後の化石のクリーニング、 6月に頭骨の一部が発見された様子などをパネルで展示している。 また、 化石が発掘された白亜紀前期の陸成層である、 篠山層群の解説パネル、 篠山層群で発掘されたカイエビの化石などを並べている。
 このほか、 映画 「ジュラシックパーク」 にも登場する白亜紀後期に生息していた、 世界最大級の肉食恐竜 「ティラノサウルス・レックス」 の頭骨レプリカ (横130センチ、 縦90センチ) を展示。 同館で所蔵している、 恐竜の関連本約70冊も並べている。
 18日午後1時半から丹波竜化石発見者の足立洌 (きよし) さんの親子向け記念講演 「恐竜化石の発見と地学の楽しみ」、 10日から12日まで丹波竜の化石の特別展示 「丹波竜がやってくる」、 12日午後2時から上映会 「丹波竜の化石発掘」 を開く。

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