市町村やNPO法人、 社会福祉法人らが、 自家用車で有償運送で行うことに関して審議する 「丹波市有償運送運営協議会」 が3日、 市役所柏原支所で開かれ、 市が市社会福祉協議会に委託して実施している 「おでかけサポート事業」 が、 道路運送法上グレーゾーンにあり、 問題をクリアするよう、 協議会委員の神戸運輸監理部兵庫陸運部から指摘があった。
同部は、 市が同社協に支払っている委託料を問題視。 「福祉有償運送で言う 『実費の範囲内』 とする対価から逸脱している。 有償の行為」 と指摘。 「民間バス会社の赤字路線に市が補助金を出しているのと同じこと。 社協であっても、 福祉有償運送として通すことはできない」 とした。