篠山市は、 5月に発表した今年度から2015年度までの危機的財政見通しを改善すべく、 2通りの歳出削減案をシミュレーションしている。 このほど開かれた第3回篠山再生市民会議で資料として示した。
見通しは、 普通会計の一般財源ベースで作成したもの。 このまま行けば、 単年度収支は来年度以降毎年13―18億円の赤字になる見込みから、 市は 「現在より年15億円の歳出削減」 を目標水準に設定。 そこに至るステップとして、 「A 毎年、 前年度より2億円ずつ、 8年間削減」 と 「B 毎年、 前年度より5億円ずつ、 3年間削減」 の2案をシミュレーションした。