篠山市は、 同市杉の旧丹南支所跡地を、 分譲住宅用地として民間事業者に売却する方針を固めた。 これまでに策定した市基本構想を白紙に戻すかっこうになるが、 市は 「『ふるさとへ帰ろう住もう運動』 施策の一環として取り組み、 人口増加のために有効活用したい」 としている。 地元へ説明を始めた段階で、 年明け以降に具体的な調整に入る。
跡地はJR篠山口駅に近く、 周囲も住宅開発が進んでいる場所。 対象用地は約1万1700平方メートル。 緑のスペースの確保や一戸建てでの販売など、 市が設定する一定の開発条件をつけて事業者に売る方向。