篠山市藤坂と京都府船井郡京丹波町にまたがる国道173号線 「板坂トンネル」 (延長約300メートル) 内の照明の電球が、 全体の数の約3分の1しか点灯しておらず、 昨年11月末に起きた死亡事故の遺族からの要望で、 12月12日に残り7割の電球を新しいものに交換していたことが、 丹波新聞社の調べで分かった。
死亡事故が起きた当時、 構内の明るさは、 法的な拘束力はないものの、 社団法人日本道路協会が設けた 「道路照明設置基準」 を満たしておらず、 以前から十分な設備更新がされていなかった。 管理する篠山土木事務所は、 「京都府と合同で進める設備更新計画を具体化する」 としている。