恐竜を活かしたまちづくり計画策定委員会 (委員長=中瀬勲・県立人と自然の博物館副館長) は25日、 氷上保健センター (氷上町常楽) で、 第4回会合を開き、 同計画の骨子案を協議した。 新年度から10カ年にわたる計画の進捗状況を点検するため、 重点的に取り組む項目 (プロジェクト) ごとに、 5年後をめどとした中期目標を設けることを確認したほか、 計画推進のためのソフト事業として、 5月に第2次発掘の調査報告を兼ねたフォーラムを開催することなどが提案された。
また、 委員から 「10年の長期にわたるのだから、 情報発信などを含めた広報計画を考えておいた方が良い」 という意見が出たため、 これまで構想していた、 ▽上久下・久下の里づくり計画▽自然教育の場づくり▽ツーリズム計画▽まちづくりアイデアの募集―の4プロジェクトに加えて、 情報発信の仕組みについて、 新たに同計画に盛り込むことになった。
2月中旬に開催される次回会合で、 計画の大枠が決定される見通し。