丹波市が特許庁に申請していた、 商標 「丹波竜 (たんばりゅう)」 の審査が終わり、 登録が認められた。 3日、 市に審査の通過を知らせる 「登録査定」 の通知が届いた。 市は近く、 登録料を納付する手続きを行い、 商標権を設定する方針。
情報発信に関するものや、 食品、 みやげもの関連など、 9分類で出願していた。 有効期間は、 商標権の設定日から10年間。
市恐竜を活かしたまちづくり課は、 「市民に広く利用していただけるよう、 使用基準をつくっていきたい」 と話している。 同課は今後、 商標や公募したイメージを使って、 丹波竜をPRするロゴやキャラクターづくりにも取り組んでいく。
商標は、 誰でも登録できる 「早いもの勝ち」 の仕組み。 他の個人や法人に商標登録されると、 市民が 「丹波竜」 の文字をまちおこしに活用する際に支障が生じる可能性があるため、 市が昨年1月に出願していた。