幼稚園と保育園をあわせる 「認定こども園」 (以下、 こども園) を考える、 「第3回ぬぬぎフォーラム」 (市商工会氷上支部南地区商工会主催) が24日、 南保健福祉会館 (氷上町佐野) で開かれた。 丹波市は、 今後10年をめどに幼・保育園41園を、 民間運営による12―13のこども園 (150―200人規模) に集約する方針を示している。 一方で、 市民の間では幼保統合への理解が進んでいないため、 地元商工会が企画。 市の担当者らをパネリストに招き、 意見を交わした。 約130人の出席者で満員。 校区外からの参加も目立ち、 問題への関心の高さをうかがわせた。
市の方針では、 こども園には幼稚園部と保育園部を設置。 0―3歳児は保育園部に通い、 4、 5歳児が幼保を選択できるようにする。 氷上地域では、 幼保を3つのこども園に集約する方針。 同地域の5保育園を運営している社会福祉法人氷上町福祉会は、 保育園児減少などの理由から、 同福祉会がこども園の受け皿になることに前向きな姿勢を示している。