神戸大学工学研究科建築学専攻グループが、 丹波並木道中央公園 (篠山市西古佐、 079・594・0990) に全国的にも珍しい、 竹でつくるあずまや 「かぐや」 を建築する。 昨年、 同公園に隣接する地区から切り出した竹約70本を使用。 11日に基礎工事に着工しており、 8月末の完成を目指す。 利用方法は、 同公園のボランティアスタッフで構成する森の円卓会議での意見を反映し、 休憩所として活用する。
「かぐや」 は約30平方メートル、 高さ約5メートル。 竹を主要な構造材とし、 漆喰と瓦で補強する。 門のように吹き抜けで、 中は土間。 入口上部などに竹のアーチも作る。 公園管理棟から600メートルほど奥で、 園路沿いに建築する。