特産化を目指し、 丹波市内で栽培が広がっているブルーベリーが、 初の本格収穫の年を迎えている。 3年前に丹波市ブルーベリー研究会 (小嶋忠和会長) が発足。 その年に植えた苗が、 生育し、 鈴なりに実をつけている。 新鮮野菜市などで、 地元産の生食用ブルーベリーを購入する機会が訪れる。
同研究会事務局によると、 市内の栽培面積は約5ヘクタール。 このうち、 約2ヘクタールで今年収穫が見込める。 6月下旬から、 粒が大きい 「ハイブッシュ系」 の品種の収穫が始まり、 これから粒はやや小ぶりながら、 栽培がしやすい 「ラビッドアイ系」 の収穫が本格化する。
価格は、 生食用で100グラム300円を目安に、 会員各自で決めることになっている。 道の駅や、 四季菜館、 JAとれたて市などに出荷するほか、 もぎ取り体験の準備を進めているところもある。