暦の上では立秋を迎えたが、 気温はまだまだ暑い日が続いている。 北京五輪が開幕し、 さらに熱い夏に。 丹波地域の消費の傾向を探った。
丹波市内の家電量販店では、 クーラーの売れ行きが昨年の倍。 「今年は真夏日が早く訪れたので、 購買のピークが長くなっている」 と同店。 帰省客を迎えるためか、 「お盆までに付けてほしい」 という人が多いという。
篠山市内の家電量販店では、 7月末に扇風機の在庫が切れた。 「いつもはお盆前に売り切れるが、 今年は早かった」 と言う。 クーラーについては、 在庫はあるが、 取り付け工事の要請が立て込み、 10日ほどかかる状況。 「業者の仕事量が追いつかず、 例年の倍ほどの日数がかかっている」 と同店。
ビール系飲料の売れ行きも好調。 ただ、 最近は発泡酒に続く安価な 「第3のビール (ビール風味アルコール飲料)」 が主流となりつつあり、 量販店などでは 「売れた缶の総本数は昨年より増えているが、 売上となると…」 と、 暑さ様々とはいかないようだ。 売上は昨年比2割増し程度ではないかとみている。