篠山を訪れている観光客の実態を知ろうと、 篠山市と丹波篠山観光協会、 関西学院大学総合政策学部角野研究室が、 市内各施設でアンケート調査を行っている。 訪問の目的や使った費用、 行き先などを尋ねる内容で、 市は 「篠山の観光の魅力を高めるためのバックデータとしたい」 と話している。
アンケートは全13問。 全国観光統計基準などに基づき、 同大学の学生が作成した。 ▽居住地▽日帰りか宿泊か▽訪問先▽訪問人数▽使った総額▽利用した公共機関―などを詳しく尋ねている。 市内22カ所に配布。 9月10日までの期間に700サンプルの回収を目標にしている。 篠山の観光パターンを把握し、 効果的なPRにつなげるねらいもある。