丹波市の選挙投票所あたりの有権者数に最大で3倍の開きがあることが13日の市議会一般質問で分かった。 「参政権が不公平」 とし、 期日前投票個所の増設などの是正を求める木戸せつみ議員に対し、 市選挙管理委員会の小橋隆明委員長は、 「市長、市議選が終わったら考える」と述べ、11月執行の市長、 市議選は、 現行通り行う考えを示した。
投票所数は68。 旧町からの投票所をそのまま踏襲している。 市選管によると、 1投票所あたりの有権者数は、 柏原が1322人 (6投票所)、 氷上が830人 (18投票所)、 青垣が441人 (13投票所)、 春日が907人 (11投票所)、 市島が673人 (12投票所)、 山南が1322人 (8投票所)。
4年前の市長、 市議選をはじめ、 県議選、 国会議員選挙を執行してきた。 合併協定の事務一元化では、 投票所について 「現在どおり引き継ぐ」 とし、 「投票区のあり方は、 一定の時期に検討する」 としていた。