21日に行われる篠山市職員の採用試験で、 一般事務職員は若干名の募集に対し応募が72人と狭き門になっている。 「ふるさと篠山へ帰ろう住もう運動」 の一環で、 応募資格を30歳まで引き上げたことが要因。 予想以上の応募に市は、 「給与カットの影響もあり、 近隣の市に流れると思っていたのだが…」 とやや戸惑っている。
　72人中、 昨年までだと 「資格外」 になる25歳以上は約30人いた。 45人が市内在住か、 実家が篠山にある人。 篠山市は、 10月から給与１割削減が決まっているが、不利な条件を感じさせない高倍率となった。 「仕事があればふるさとに帰りたい」 20歳代が多くいることがうかがえる。