篠山市議会の文教厚生常任委員会 (吉田浩明委員長、 6人) は、 12日に開いた委員会で、 学校統廃合問題などを検討する市教委の附属機関 「市立小中学校適正配置等審議会」 の設置条例案を否決した。 反対3、 賛成2 (委員長除く) の票数。 30日の本会議で委員長報告があり、 全議員による採決が行われる。
同審議会は、 7月末に設置した準備委員会 (8人) を母体に設置しようとするもの。 小中学校の▽適正規模▽適正配置▽通学区域―などを審議する予定。
委員会では 「これまでに市教委が構想を出しており、 議会も意見を出している。 市教委が案を詰める時期だ」 「地域から自発的に要望が出てから取り組むべき問題」 などの意見が出た。
また、 このため一般会計補正予算案もいったん否決したが、 条例が否決された場合は関連予算が不執行になることが分かったため、 16日に再審議し、 同予算案は可決した。