丹波市の辻重五郎市長 (69) =氷上町中=が14日、 11月16日投開票の次期市長選挙に立候補する意思を改めて表明した。 記者会見で辻市長は 「初代市長としての4年間は市の礎づくりであり、 すべてが緒に就いたところ。 これからはその上に立ち、 計画に基づいてやるべきことを完成させたい」 と述べた。
辻市長は、 旧町からの引き継ぎ事業や、 旧町意識を取り払う 「心の合併」、 行財政改革や子育て支援に力点を置いて取り組んできた実績をアピール。 一方で、 ごみ処理施設建設や上下水道の整備、 医師確保などの医療問題、 さらには新庁舎問題に触れ 「今なお多くの課題を抱えたままであり、 解決に向け挑戦していきたい」 と意欲を見せた。