丹波ささやま農協が通所介護施設建設へ

2008.12.26
ニュース

 丹波ささやま農協は、 篠山市東新町の旧Aコープ篠山店の跡地に通所介護施設 (デイサービスセンター) を建設することを検討している。 同農協が通所介護施設を建設するのは初めて。 同農協企画管理部は 「組合員が高齢化する中で、 地域貢献の一つとして事業を進めたい」 としている。
 現建物は一部3階建てになっているが、 新施設は1階部分のみを改修して利用。 建物面積は約500平方メートルの計画。 機能訓練室のほか、 浴室、 食堂、 静養室、 相談室など一般の通所施設と同様の設備を整える。 市街地にあるため、 「景観を損なわないよう」 に配慮するという。
 2005年に実施した組合員へのアンケートで、 通所介護施設を望む声が上がっていたことや、 組合員の高齢化、 家族の負担軽減、 空き施設の有効利用などで建設計画が浮上した。
 同農協はこれまで訪問介護事業などを進めてきており、 そのノウハウも生かしながら、 専門性のある職員の公募なども検討している。
 同農協が空き店舗を利用して地域貢献する事業として、 放課後の児童クラブを篠山東 (日置)、 西紀 (打坂)、今田 (今田町今田) で実施している。

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