篠山市が設置している 「丹波篠山ふるさと応援団」 の団長、 桂文珍 （本名・西田勤） さん＝同市福井出身、 神戸市在住＝が19日、 同市役所を訪れ、 ふるさと納税制度 「ふるさと応援」 の寄付金を酒井隆明市長に手渡した。
　文珍さんは 「篠山の良さは１００年たっても景色が変わらないこと。 住んでいる人の古里を思う気持ちを大切にし、 他のまちにないアピールをしたら、 個性あるまちになるのでは」 と話した。
　丹波篠山築城４００年祭のマスコットキャラクター 「まるいの」 と対面した文珍さんは 「（ネタで） 今まで、 篠山の同級生はイノシシと黒豆と言っていたが、 これからは 『まるいの』 も」 と、 祭のＰＲも約束した。
　今春から開催の丹波篠山築城４００年祭で８月に篠山で独演会を行う文珍さん。 「故郷に笑いがいっぱいあふれるように。 いきいきしたまちになればと思う」 と抱負。
　文珍さんは１００万円を寄付した。 酒井市長は 「さらに、 納税が増える雰囲気が高まれば」 と期待している。