丹波市は2日、 今年度から2020年度までの市財政見通しを発表した。 合併特例による交付税の上乗せ措置がなくなる2020年度に単年度で約14億円の収支不足に陥るとした。
歳入の累計額 (08年度から20年度) は、 2745億5100万円とし、 歳出累計が2771億8400万円と試算。 累計を差し引きすると、 26億3300万円の赤字となる。 合併11年目から普通交付税の逓減が始まり、 逓減3年目の17年度から歳出が歳入を上回る収支不足となり、 20年度を含む4年間で累計34億1700万円の赤字を見込む。 人件費の削減や投資的経費の大幅な抑制をはかったとしても、 20年度には単年度で約14億円の赤字を見込んだ。