篠山市予算案 総額380億円の緊縮型

2009.03.02
ニュース

 篠山市は、 一般会計、 9の特別会計、 2の企業会計を合わせた総額380億1917万円 (前年度比3・2%増) の2009年度当初予算案を発表した。 酒井隆明市長は 「再生への第一歩を大きく踏み出す予算案とした。 市民と心を一つにして、 数年間続く、 特に厳しい時期を乗り越えたい」 と述べた。 2日の本会議に提案される。
 昨年11月に策定した 「篠山再生計画」 の 「行財政改革編」 と 「まちづくり編」 の施策を実行に移す予算となった。 総額は対前年度比11億7904万円の増となっているが、 合併後では昨年度に次いで少ない。
 内訳をみると、 一般会計は231億7000万円で、 同6・6%増となったが、 兵庫医科大学篠山病院の建設補助 (19億1375万円) と、 合併後最も多い額の市債の繰り上げ償還 (6億4900万円) を除けば、 実質5・2%のマイナスになる。
 特別会計は、 同1・5%減の120億964万円、 企業会計は同2・9%減の28億3953万円。

関連記事